ジャッジ、5試合ぶり29号 本拠地大歓声、年間56発ペース…3本差でローリー追う

HR&打点でローリーを追撃
【MLB】ヤンキース ー アスレチックス(日本時間30日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は29日(日本時間30日)、本拠地のアスレチックス戦に「3番・DH」で出場し、5試合ぶりとなる29号を放った。本塁打数はア・リーグ1位のカル・ローリー捕手(マリナーズ)に3本差とし、シーズン56発ペースとした。
4回の第3打席、2死二塁からセベリーノが投じた2球目のスイーパーを捉え、左翼席に飛び込む2ラン。打球速度110.2マイル(約177.3キロ)、飛距離402フィート(122.5メートル)、角度36度の一撃で、チームは7点目の大量リードとした。
6月は調子を落としており、キング争いでは量産態勢に入っていたローリーに差を付けられていたが、追撃の一発となった。3本差はジャッジにとっては一気に抜き返す可能性もある“射程圏内”だ。
試合前の時点では打率.354、108安打、長打率.706、OPS1.161などはいずれもリーグトップ。63打点と本塁打数は同2位としている。2012年ミゲル・カブレラ以来、13年ぶりの3冠王に向けて熾烈なタイトル争いを繰り広げている。