ド軍から“戦力外”…35歳が選んだ新天地に嘆き続出 「絶対に間違っている」

ドジャース時代のオースティン・バーンズ【写真:Getty Images】
ドジャース時代のオースティン・バーンズ【写真:Getty Images】

ドジャースで11年プレーした功労者

 5月にドジャースから事実上の戦力外(DFA)となっていたオースティン・バーンズ捕手が、同じナ・リーグ西地区で長年のライバル関係にあるジャイアンツとマイナー契約を結んだことが分かった。米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」が報じた。

 同記事によると、バーンズは3Aではなくルーキーリーグのチームに配属されたという。「強度や負荷を上げる時期が必要なためだろう」としており、まずは下部のリーグで調整するとみられる。

 35歳のバーンズは2011年ドラフト9巡目(全体283位)でマーリンズ入り。2014年オフにドジャースへ移り、2015年にメジャーデビュー。高い守備力でクレイトン・カーショー投手の専属捕手として長くチームを牽引し、2度の世界一に貢献した功労者でもあった。

 今季は3月に行われた東京での開幕戦にも来日。大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手らと積極的に交流する姿も見られた。ここまで13試合に出場して打率.214、0本塁打、2打点だった。若手のダルトン・ラッシング捕手を起用するため、5月14日(同15日)にDFAとなっていた。ライバルのジャイアンツに移ったことで、今後メジャーの舞台で古巣と対決することになるかもしれない。

 因縁の球団への移籍にSNSでは「最も打ちのめされた出来事」「うわっ……絶対に間違っている」「絶対いやだ」「Oh no」「契約決まって良かったけど、よりにもよってジャイアンツか……」「贔屓チームに来てドジャースの情報渡せって言ってる鬼畜が居て震えた」など複雑な声が漏れた。地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番を務めるビル・プランケット記者も「古き友人が古き敵の所に転職した」と頭を抱えた。

(Full-Count編集部)

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