打率.219でも「票が取れるって相当」 “セ最強”が掴んだ夢舞台「金払ってでも観たい」

広島・矢野雅哉【写真:小林靖】
広島・矢野雅哉【写真:小林靖】

打撃でも6月は月間打率.281

 日本野球機構(NPB)は1日、「マイナビオールスターゲーム2025」ファン投票の最終結果発表を行った。セ・リーグの遊撃手部門では矢野雅哉内野手はプロ5年目で初選出となった。ここまで打率.219ながらも好守を連発してきたことに、ファンからは「守備で票がとれるって相当なもの」「守備で暴れてくれ」と期待が高まっている、

 セ・リーグの遊撃手部門は当初、波乱の幕開けとなった。ノミネートが発表された時点で、6球団の選手はいずれも打率2割前後の不振。さらに昨年ベストナインに選ばれたヤクルトの長岡秀樹内野手は負傷で長期離脱し、得票数でも他のポジションと比べて伸び悩んでいた。

 そんな中で、着実に得票を増やしてきたのが矢野だった。初めてゴールデングラブ賞を受賞した昨年に続き、今季も躍動感あふれる守備を連発。今季は打率.219だが、6月は月間打率.281と打撃でも調子を上げ、2位に11万4744票差をつけて堂々の選出を決めた。

 SNSでは「ショート矢野はもう納得すぎる」「全野球ファンに守備魅せちゃいましょう」「遊撃手矢野雅哉で安心した」「矢野の守備力が世の中に認められた」「矢野の守備は金払ってでも観たいもんね。選出は当然でしょ、見映えのする守備部門ダントツNo.1だもん」などの声が目立った。

(Full-Count編集部)

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