4球団が球宴ファン投票選出ゼロ 交流戦Vの鷹は32年ぶり珍事…セはヤクルトが唯一

「マイナビオールスターゲーム2025」
日本野球機構(NPB)は1日、「マイナビオールスターゲーム2025」ファン投票の最終結果発表を行った。両リーグで首位を走る阪神が5人、日本ハムは4人が選ばれた一方、4球団がファン投票で選出ゼロに終わった。交流戦で優勝を飾ったソフトバンクは、ダイエー時代の1993年以来、32年ぶりの珍事だった。
ソフトバンクの他にヤクルト、楽天、ロッテがファン投票で選出ゼロ。ソフトバンクは中継ぎ投手部門で松本裕樹投手が当初は1位だったものの、途中で西武の甲斐野央投手に抜かれて2位。それ以外は各部門で2位にも入れなかった。近藤健介外野手や周東佑京内野手ら、序盤に主力の離脱が相次いだことが響いた。
セ・リーグ最下位のヤクルトとパリーグ最下位のロッテも、1人も2位にも入れず。ともに苦しいチーム状況が反映される結果となった。楽天は新人の宗山塁内野手が遊撃手部門で1位を競っていたが、最終的にオリックスの紅林弘太郎内野手に抜かれ、惜しくも2位に終わった。
7日に監督選抜を含むメンバーが公表。また、プラスワン投票期間は8~14日で、16日に結果が発表される。全セは巨人の阿部慎之助監督、全パはソフトバンクの小久保裕紀監督が指揮を執り、第1戦は7月23日に京セラドーム、24日の第2戦は横浜スタジアムで開催される。
(Full-Count編集部)