大谷30号の“4列後ろ”にいた日本人俳優 HRキャッチできずも受けた衝撃「ドカンと」

ドジャース戦を観戦した俳優のロビー・モリモト氏【写真:小谷真弥】
ドジャース戦を観戦した俳優のロビー・モリモト氏【写真:小谷真弥】

大谷30号の本塁打ボールはロビー・モリモト氏の4列後ろに着弾

【MLB】ドジャース ー Wソックス(日本時間2日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4回に3試合ぶりとなる右越え30号ソロを放った。5年連続大台到達のメモリアル弾だったが、この本塁打ボールを惜しくも取り逃したのが米国で活動する俳優のロビー・モリモト氏だ。

 4回2死、大谷の30号がモリモト氏が座る右中間へ。「ドガンとすごい音でした。最初は『来たっ』と思ったんですが、打球がどんどん伸びてきて。4列後ろの席に当たってグラウンドへ戻ってしまいました」。新調したばかりの外野手用グラブを左手にはめ、唇を噛み締めた。

 横浜旭ベースボールクラブまで野球を続け、高校からは人気ファッション誌「メンズノンノ」などでモデルとして活躍。俳優の東出昌大とは「同期」だった。「大谷さんを見たら野球への思いが再燃して」。大谷のエンゼルス時代から魅力に取りつかれ、今では本拠地のドジャース戦を全試合観戦しているという。

「取りたかったなぁ~。でも、いつか絶対に取りたいですね」。モリモト氏の表情は、野球少年そのままだった。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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