大谷翔平、MVP模擬投票でリーグ1位 4度目なら史上2人目…近づくボンズの領域

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

6月に投手復帰…本塁打とOPSなど打撃部門でリーグ1位

 MLB公式は1日(日本時間2日)、今シーズン3度目の模擬MVP投票の結果を発表した。ドジャース・大谷翔平投手がナ・リーグで1位となった。前回投票に続き3か月連続でトップ。43人の投票者のうち39人から1位票を獲得している。

 大谷はこの日行われた本拠地でのホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。4回の第3打席で30号を放った。5年連続で30本塁打を達成。オールスター戦前の30発は2021年、2023年に次いで自身3度目。マーク・マグワイア、ケン・グリフィーJr.、アーロン・ジャッジに次いで4人目の記録となった。自己最多のシーズン56発ペースとしている。

 本塁打やOPSなど打者1本でも圧倒的な成績を残しているが、6月には投手復帰も果たした。MLB公式は「ナ・リーグでは、ショウヘイ・オオタニがMVP投票で首位を独走中。しかも、6月にマウンド復帰する前からその位置にいた」と打者だけでもMVPレースを牽引していたと言及する。

「復帰後3先発で101.7マイルの自己最速を計測し、防御率2.25を記録しているが、評価の中心はやはり打撃だ。ナ・リーグで本塁打、長打率、OPS、得点など複数部門で1位となっている」と、改めて圧倒的パワーを誇るバッティングに脱帽していた。

 もし大谷が今年もMVPとなれば通算4度目。歴代単独2位となり、バリー・ボンズの7回にまた迫ることになる。

 大谷に次ぐ2位にはカブスのピート・クロウ=アームストロング外野手が1位票を3票集めた。3位には同じくカブスの主砲、カイル・タッカー外野手が入っている。一方でア・リーグでは、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が3か月連続トップ(35票)。2位には33本塁打でメジャー1位を走るマリナーズのカル・ローリー捕手(8票)が入った。

(Full-Count編集部)

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