阪神の6月3大ベストプレー…掛布雅之氏が厳選 助っ人右腕は「クレバー」、近本の鍵は

阪神の大竹耕太郎、近本光司、ジョン・デュプランティエ(左から)【写真:小林靖】
阪神の大竹耕太郎、近本光司、ジョン・デュプランティエ(左から)【写真:小林靖】

大人気「虎バンチャンネル」で「DIDアワード」開催中

 阪神の戦いを盛り上げるABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では、今年も「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を開催。2年ぶり3度目の日本一を目指し激戦が続くなか、6月度ノミネートプレーが1日に発表された。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームで最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める“ミスター・タイガース”こと掛布雅之氏と、ファンの投票により選ぶ賞。6月度の受賞候補としてノミネートされたのは、投打で躍動した3選手のプレーとなった。

 ○6月7日のオリックス戦 近本光司外野手の通算1000本安打

 7回の第4打席で無死一塁、好投手の宮城大弥投手から一塁線を破る二塁打を放ち通算1000安打を達成。入団7年目での金字塔となった。この試合は4打数3安打1打点の活躍だった。掛布氏は今季の近本はいいポイントで打てていると分析。「後半戦、体力が疲れたときにこのポイントでいかに捌けるかが、1年間の成績を大きく左右する。本当の正念場はこれから」と期待を寄せた。

 ○6月19日のロッテ戦 ジョン・デュプランティエ投手の来日初完封

 今季から加入した31歳右腕はロッテ打線を散発4安打に抑え、12三振を奪って初完封。3勝目を挙げた。掛布氏は「投球のリズムが一定で、すごいいい。守るリズムはよくなるし、攻撃にもつながる。角度のあるストレートは相当いいスピンが効いていると同時に、変化球で緩急をつけた幅のある投球で打者を抑えている。すごくクレバーな投手ですね」と高く評価した。

 ○6月21日のソフトバンク戦 大竹耕太郎投手の12球団勝利

 初回に3点のリードをもらった大竹は、強力打線を相手に5回を投げてわずか1安打の無失点。そこから4人の救援陣による無失点リレーで3勝目をマークした。2022年12月の現役ドラフトでソフトバンクから移籍した30歳左腕は古巣からの勝利で全球団からの白星をゲットした。「素晴らしいよね。思い出に残る1勝だと思います。右バッターのインコースにピッと投げこむストレート。これがあるから外角へのチェンジアップが生きるんです。今年は変化球に頼るのではなく、このストレートを投げ続けていれば、ある程度の成績は残せる」と確信している。

 投票は、番組公式X(旧ツイッター)や「虎バンチャンネル」で公開中のノミネート動画概要欄から応募フォームにアクセスし、ノミネートされた上記3つのプレーから受賞にふさわしいと思うものを選ぶだけ。投票締切は7月8日午後11時59分で、結果は後日、掛布氏が発表する。受賞プレーを当てた人の中から抽選で、受賞選手の直筆サインボールが5人、8月29日巨人戦(甲子園)の観戦チケットが5組10人に贈られる。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○ノミネートプレーが発表されたYouTube番組はこちら https://youtu.be/tMK7D57lHt0
○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/
○番組公式X:https://x.com/abc_toraban/status/1940023237448290375

【実際の映像】6月に甲子園を沸かせた3つのプレーを掛布雅之氏が厳選

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