わずか1年で退団も…SNSに溢れた日本語の感謝 助っ人の引退報告に「戻ってきて」

西武時代のデビッド・マキノン【写真:矢口亨】
西武時代のデビッド・マキノン【写真:矢口亨】

元西武のマキノンが引退報告

 元西武のデビッド・マキノン内野手が1日、現役引退を発表した。自身のX(旧ツイッター)を更新し「ここでバットを置くことにします」と綴り、日本語でも「ありがとう」と感謝。SNSでは「また戻ってきて欲しいくらい」「さみしさがじわじわきてる」と惜別のコメントが相次いだ。

 マキノンは2017年米ドラフト32巡目(全体955位)でエンゼルス入り。2022年にメジャーデビューを果たし、大谷翔平投手(現ドジャース)ともチームメートだった。2023年には西武に在籍し、127試合に出場して打率.259、15本塁打、50打点、OPS.728の成績を残した。本塁打と打点はチーム2位。

 株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、WARはサンタナ(ヤクルト)と並んで助っ人野手最高の「2.1」をマークしていたが、契約がまとまらず退団。昨季は韓国プロ野球のサムスンに移籍。72試合に出場して.294、4本塁打36打点、OPS.767だったが、7月に退団。今季はプエルトリコのウインターリーグでプレーしていた。

 わずか1年の在籍ながら、助っ人の引退を日本語で惜しむ声が続出。「いい人過ぎて泣ける」「ほんと寂しいよ たった1年しか西武にいなかったとは思えないほどファンの心に残り続けるナイスガイでした」とコメントが寄せられた。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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