大谷翔平、125年間で3人だけの伝説記録「30&80」 衝撃弾で到達した“怪物”の偉業

審判に打球直撃→気遣い直後に124m特大弾
【MLB】ドジャース ー Wソックス(日本時間2日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で出場。4回の第3打席で3試合ぶりとなる30号を放った。米記者によれば、125年間でわずか3人しかいない“領域”に踏み込んだようだ。
完璧の一発をぶちかました。5-1で迎えた4回2死、右腕スミスのスライダーを完璧に捉えた。打球はあっという間に右翼席へ。打球初速116.3マイル(約187.2キロ)、飛距離408フィート(約124.4メートル)、角度42度だった。直前にはファウルチップが球審に直撃し、一時は試合が止まったが、再開した直後に右翼席へ放り込んだ。
これで5年連続で30号を達しした。ナ・リーグ最速で“大台”に到達し、メジャートップのカル・ローリー(マリナーズ)に3本差。アーロン・ジャッジ(ヤンキース)とは同数となった。
全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は直後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニが1901年以降、オールスターゲーム前に30本塁打&80得点以上を記録した史上3人目の選手となった」と偉業を紹介した。過去の達成者は1969年のレジー・ジャクソン、1994年のフランク・トーマスだけ。ともに通算500本塁打以上を誇る殿堂入り選手。大谷がまた、大打者と肩を並べた。
(Full-Count編集部)