山本由伸「選ばれたら光栄」 7回1失点で8勝目…オールスター出場に意欲

試合後の取材に応じたドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】

山本由伸は7回98球1失点で今季8勝目を掴んだ

【MLB】ドジャース ー Wソックス(日本時間2日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのホワイトソックス戦に先発登板し、7回3安打1失点の投球で今季8勝目を掴んだ。試合後には取材に応じ、「そのなかに入りたいなという気持ちもありますし、選ばれたら光栄です」とオールスター戦の選出に思いを寄せた。

 初回に4点の援護をもらっても、崩れることなく快投を演じた。5回まで毎回奪三振を記録するなど、8三振。4回に大谷翔平投手の30号が生まれると、笑顔を見せる場面もあった。7回3安打1失点、8奪三振の好投だった。

 試合前にはデーブ・ロバーツ監督が山本について言及し、「ああ。彼は球宴(に値する選手)だ」と絶賛した。試合後の取材に応じた右腕は「このメジャーリーグというトップの舞台の中の、さらにトップの選手が集まる場所なので。その中に入りたいなという気持ちもありますし、とにかくていただけたらとても光栄です」と意欲を見せた。

 6月は最初の4先発は白星なく、内容も振るわなかったが、前回26日(同27日)のロッキーズ戦では雨天中断の不運もあった中で5回1安打無失点を好投した。「コンディションよくできてるのがまず一番いいなと思いますし、まだこれからもっと暑くなると思うので、体調管理だったり、基本的なところに気をつけて頑張っていきたいと思います」と話した。

「いいフォームで投げられてると思いますし、こうすればいいんだっていうものがすごく明確になってきてるかなと思います」と、自身も手ごたえを掴んだようだ。防御率はナ・リーグ3位の2.51とし、十分にオールスター級の成績を残している。

(Full-Count編集部)

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