大谷翔平の30号が吸い込まれた景色 LA実況が伝えた“情緒”…こぼれた「お帰りなさい」

Wソックス戦で30号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
Wソックス戦で30号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平はホワイトソックス戦で5年連続となる30号を放った

【MLB】ドジャース 6ー1 Wソックス(日本時間2日・ロサンゼルス)

 豪快弾に実況も大興奮だ。ドジャース・大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で出場すると4回の第3打席で30号ソロを放った。飛距離124.4メートルの一撃を、実況はアドレナリン全開で伝えた。

 5-1で迎えた4回2死、大谷は第3打席で豪快なアーチを描いた。右腕スミスの内角への90.3マイル(145.3キロ)のスライダーを捉えると打球はあっという間に右中間フェンスを越えた。打球初速116.3マイル(約187.2キロ)、飛距離408フィート(約124.4メートル)、角度42度だった。

 ド軍の地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況のスティーブン・ネルソン氏は、大谷が打った瞬間に「高く上がった! 火曜日の夕焼け空に高々と打ち上げた! ショウヘイ・オオタニ(本拠地に)お帰りなさいませ!」と絶叫。敵地での6連戦を終えてホームに戻ってきた大谷を歓迎した。

 大谷の本塁打に歓喜したファンがビーチボールをグラウンドに投げ込まれたこともあり、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「とても遠くまで飛ばしましたね! ビーチボールがフィールドに投げ込まれ、野球ボールは(フィールドから)去っていきました!」と状況を伝えた。

 観客も口を“あんぐり”の鮮やかなアーチ。リプレー映像を見ながらネルソン氏は「ファンはお手本のような反応をしていましたね」と述べた。これにハーシュハイザー氏は「私は彼のスイングを見ていましたから、もう1回見ないといけませんね」と加えた。

(Full-Count編集部)

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