大谷翔平が達成した「史上最速」 “力と技術”の融合が生んだ30号…米記者脱帽の“衝撃数値”

Wソックス戦で30号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
Wソックス戦で30号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

サラ・ラングス記者が紹介…打球初速116.3マイル、角度42度の30号の“凄み”

【MLB】ドジャース 6ー1 Wソックス(日本時間2日・ロサンゼルス)

 どれだけ歴史を変えるのか……ドジャース・大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で出場。4回の第3打席で5年連続となる30号を放った。打球初速116.3マイル(約187.2キロ)、角度42度のムーンショットで、“史上最速”を更新したという。

 5-1で迎えた4回2死、右腕スミスのスライダーを完璧に捉えた。打球初速116.3マイル、飛距離408フィート(約124.4メートル)、角度42度の一発が右翼席に飛んだ。これで5年連続で30号。メジャートップのカル・ローリー(マリナーズ)に3本差に迫った。

 今回の一発で数々の記録を生んだが、“最新データ”でも別格の成績だった。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、「スタットキャストが導入された2015年以降、打球角度が36度以上のホームランの中で、最も速い打球速度を記録した一打だった」という。大谷の規格外のパワーと、理想的な角度でボールを捉える技術が融合した一発だったようだ。

 ちなみに、大谷の本塁打における最高打球速度は、2024年7月27日(同28日)に放った32号の118.7マイル(約191キロ)。最高打球角度は同年7月25日(同26日)の31号で46度だった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY