ファンの妨害で消えた同点弾…大炎上の“HRキャッチ” 監督も激怒、X大荒れ「永久追放じゃ」

観客の男性は退場処分に
【MLB】Dバックス 4ー2 ジャイアンツ(日本時間1日・フェニックス)
球場で起きた迷惑行為に批判が殺到している。30日(日本時間7月1日)にアリゾナで行われたダイヤモンドバックスとジャイアンツの一戦で、本塁打性の打球をファンがグラブを使って妨害。判定が覆るトラブルが起き、SNSでは「永久追放じゃないの?」「ひどい判定だ」と物議を醸している。
問題のプレーはジャイアンツが1点を追う8回1死で起きた。クリスチャン・コス内野手が放った打球は左中間のフェンス際まで飛び、左翼を守るダイヤモンドバックスのティム・タワ外野手が捕球を試みたところ、観客席にいた男性もフェンスから身を乗り出して捕球しようとした。
両者のグラブは交錯したように見えたが、ファンが捕球して判定はアウトに。これに対してジャイアンツのボブ・メルビン監督がチャレンジを行い、判定は二塁打に変更された。男性は退場処分となるも、ジャイアンツはこの回無得点に終わり、2-4で敗れた。
このファンの行動に対しSNSでも「いい歳した中年が野球の試合にグラブを持ってくるなんて」「これはホームランで、同点になっていたはずだ」「判定は正しかったと思うよ。野手は捕れなかったし、ファンはフィールド内に手を出してた。だから二塁打で退場、当然だよ」などと非難の声も。他方で「なんでファンが退場になったのか今もよくわからない」「事実上、あのファンがダイヤモンドバックスを救ったとも言えるかも。結局、打者は二塁止まりだったから」「ファンにしては、かなりすごいキャッチだったな」など、さまざまな意見が出ている。