衝撃弾で発覚…大谷翔平とジャッジの共通点 最強最高の2人が分かち合う“領域”

ドジャース・大谷翔平とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

2021年から5年連続で30号

【MLB】ドジャース 6ー1 Wソックス(日本時間2日・ロサンゼルス)

“最強”の2人に共通点が発覚した。ドジャース・大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのホワイトソックス戦で今季30号をマークした。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とともに継続する、5年連続での大台到達。「偉大な瞬間を目撃している」と米メディアも“感謝”を届けた。

 5-1で迎えた4回2死だった。大谷は4球目のスライダーを強振すると、打球はファウルチップとなり球審を直撃。悶絶する球審に大谷はすぐさま駆け寄り、気遣う素振りを見せた。その2球後、右腕スミスの内角スライダーを振り抜いた。打球初速116.3マイル(約187.2キロ)、飛距離408フィート(約124.4メートル)、角度42度の一発を放った。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「直近5シーズン連続で30本以上を放った選手」の“一覧”を紹介し、「アーロン・ジャッジ ショウヘイ・オオタニ」と記した。アストロズのヨルダン・アルバレス外野手、メッツのピート・アロンソ内野手、フィリーズのカイル・シュワーバー外野手も今季達成の可能性を残しているが、現時点では2人だけが継続している快記録だ。

 スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/Rウォークオフ」も即座に反応。自社Xで記録を紹介し、「私たちは偉大なる瞬間を目撃している」と最敬礼した。米ファンも同調したようで、「本当にすごいものが見られているね」「史上最高だ」「史上最高打者の2人」「この瞬間を感謝して噛みしめよう」などとコメントが殺到した。

 ジャッジは2022年にア・リーグ新記録の62本塁打を樹立し、史上初の投打“W規定”を達成した大谷を退けてMVPを受賞した。以降は日米メディアから“ライバル”として扱われることの多い両者だが、ともにリスペクトの言葉を口にしている。健康でプレーしつつ、圧倒的な成績を残さないと到達できない領域。改めて、大谷&ジャッジの偉大さを感じさせた。

(Full-Count編集部)

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