大谷翔平、また樹立した史上初「30-10-5」 打者だけでも“偉業”…MLB120年超の歴史で輝く大記録

Wソックス戦で30号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
Wソックス戦で30号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

4回に今季30号…5年連続での達成はジャッジ以来

【MLB】ドジャース 6ー1 Wソックス(日本時間2日・ロサンゼルス)

 また偉大な記録を樹立した。ドジャース・大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのホワイトソックス戦の4回に今季30号ソロを放った。5年連続での大台到達。米データ会社はメジャー史上初の偉業が生まれたことを伝えている。

 5-1で迎えた4回2死だった。大谷は4球目のスライダーを強振すると、打球はファウルチップとなり球審を直撃。悶絶する球審に大谷はすぐさま駆け寄り、気遣う素振りを見せた。その2球後、右腕スミスの内角スライダーを捉えた。打球初速116.3マイル(約187.2キロ)、飛距離408フィート(約124.4メートル)、角度42度の一発だった。

 データに特化した米スポーツメディア「オプタ・スタッツ」は自社X(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニは過去5シーズン、毎年下記の成績を残している。30本以上の本塁打、10以上の盗塁、5本以上の三塁打」と綴り、「MLB史上、3シーズン以上連続でこの成績を残した選手は他にいない」とした。

・2021年:46本塁打 26盗塁 8三塁
・2022年:34本塁打 11盗塁 6三塁打
・2023年:44本塁打 20盗塁 8三塁打
・2024年:54本塁打 59盗塁 7三塁打

 二刀流が本格開花した2021年以降、大谷はパワーとスピードの両部門で圧倒的な成績を残し続けてきた。そして今季も30本塁打はリーグトップに立ち、11盗塁、7三塁打をマークしてる。打者だけに限っても、改めて“異能”ぶりは際立っているようだ。

(Full-Count編集部)

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