解説者絶句の衝撃弾…NPBに現れた“最強助っ人”「レベルが違う」 証明したMLB本塁打王の実力

ボイトはヤンキース時代の2020年に22本でHR王
■ロッテ 6ー3 楽天(2日・楽天モバイルパーク)
いきなり実力を見せつけた。楽天の新助っ人、ルーク・ボイト内野手が2日、本拠地楽天モバイルパークのロッテ戦で1軍デビューを飾った。いきなりNPB1号を含む3安打の活躍で、「神助っ人確定ですか」「さすがメジャー本塁打王」とネット上のファンも興奮が止まらない。
「6番・指名打者」で先発出場。2回の第1打席は空振り三振となったが、5回の第2打席で安打を放つと、7回の第3打席はカウント1-2から木村が投じたスプリッターを振り抜いた。打球速度174キロ、飛距離128メートル、角度27度で左翼席に着弾。打った瞬間の一発を叩き込んだ。
さらに9回にも右前へ強烈な打球を運び、デビュー戦は3安打の大暴れだった。何といっても最大の見せ場は1号だった。解説者が「打球が速すぎて見えなかった」と絶句したほどの強烈な一撃。メジャー本塁打王の片鱗を見せつけた。
ヤンキースなどで活躍したボイトは、メジャーで3度のシーズン20発超えを記録した大砲。コロナ禍による60試合の短縮シーズンだった2020年には22本でア・リーグ本塁打王に輝いた。6月に途中加入が決まり、デビュー戦でいきなりの大活躍。SNS上でも「スイングスピードと打球速度がレベチ」「MLBホームラン王は伊達じゃない」「対戦が怖すぎる」「えぐすぎる……」「レベルが違う」「チームを救ってくれ」「本物や」と早くも信頼を得たようだ。