巨人・阿部慎之助監督に制裁金10万円 前日の阪神戦で審判に抗議→退場処分

NPB発表
■阪神 1ー0 巨人(2日・甲子園)
日本野球機構(NPB)は3日、前日2日の阪神-巨人戦(甲子園)で「リクエスト」の映像検証後の判定に異議申し立てを行った巨人の阿部慎之助監督に対し、厳重注意並びに制裁金10万円を科したことを発表した。
阿部監督が抗議したのは、0-0で迎えた8回だった。2死一、二塁の場面で大山の放った遊ゴロを、泉口がはじき、カバーに入った吉川が本塁へ送球。その間に森下が本塁に突入したが、当初はアウトの判定が下された。その後、藤川球児監督がリクエストを要求。数分後、判定が覆ってセーフとなった。
直後、投手交代を告げる為ために出てきた阿部監督は、山本貴球審に判定に対して異議を唱えた。その後、吉本責任審判員がリクエストに対する異議申し立てはできず退場となる旨を注意したが、阿部監督は引き下がらず、退場を宣告されていた。
試合は森下のホームインで先制した阪神が1-0で勝利した。
(Full-Count編集部)