カーショー、敵軍へ苦言「理由がよくわからない」 快挙直前の事故…同僚へ気遣い

通算3000奪三振を達成したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】
通算3000奪三振を達成したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】

カーショーの3000奪三振直前…マンシーは守備で交錯し交代した

【MLB】ドジャース 5ー4 Wソックス(日本時間3日・ロサンゼルス)

 偉業を成し遂げた夜に仲間を思いやった。 ドジャースのクレイトン・カーショー投手は2日(日本時間3日)、本拠地でのホワイトソックス戦に先発。6回9安打4失点の投球内容で、6回には史上20人目の通算3000奪三振を記録した。チームもサヨナラ勝利で祝福ムードに包まれたが、37歳左腕は守備で走者と交錯し負傷交代したマックス・マンシー内野手を思いやった。

 2-4の6回1死二塁で、三塁の守備についていたマンシーは、三盗を企図してスライディングしたテイラーの頭部が左足に直撃。そのまま倒れ込み立ち上がることができず、両脇をスタッフに抱えられながら負傷交代した。盗塁はアウトとなり、走者がいなくなったところで、カーショーがキャプラーから見逃し三振を奪って偉業を達成した。

 試合後、カーショーはマンシーについて言及。「今僕ら全員がマンシーのことを考えている。彼は僕らチームの中でも大きな存在だ。あの場面で素晴らしいプレーをした」と相手と交錯しながらも盗塁を阻止したプレーをたたえた。

 また、展開として「なぜ彼(テイラー)があそこで盗塁をしたのか理由がよくわからない。(盗塁は)とにかく不必要なことに思えた。あれが起きてしまって、気の毒に思う。特に直近2か月程、彼(マンシー)は信じられない活躍をしている。無事を祈っているよ」と苦言を呈した。

 マンシーは6月は25試合に出場し、打率.333、7本塁打、24打点、OPS1.113と活躍していた。試合後は松葉杖を使い、左足を浮かした状態で帰宅した。

(Full-Count編集部)

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