大谷翔平の“知られざる”驚異の記録「29.5」「28.6」 米記者が強調…劇勝呼んだ武器

サヨナラのホームを踏んだドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
サヨナラのホームを踏んだドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

米記者が公開したスプリントスピード

【MLB】ドジャース 5ー4 Wソックス(日本時間3日・ロサンゼルス)

 異次元のスピードだった。ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地・ホワイトソックス戦で38試合ぶりとなる二盗を成功させた。直後にフレディ・フリーマン内野手のサヨナラ打を呼び込んだが、MLB公式サイトの記者が指摘したのはそのスピードだった。

 先発のクレイトン・カーショー投手が3000奪三振を達成したこの日、2-4の9回。ベッツの犠飛でドジャースは追い付くと、2死一塁の場面で大谷は盗塁を敢行。5月20日(同21日)のダイヤモンドバックス戦以来、38試合ぶりに盗塁を決めた。

 投手復帰後では初成功だった。その後、フリーマンのサヨナラ打で本塁に生還。本拠地は大歓声に包まれた。試合後、MLB公式サイトのデビッド・アドラー記者が自身のX(旧ツイッター)に綴ったのは、大谷のスプリントスピード。二盗した場面は秒速28.6フィート、本塁に生還した際は秒速29.5フィートだった。

 同記者によると、MLB平均のスプリントスピードは秒速27フィート。好走塁がサヨナラ打を呼び込んだと言っても過言ではなかった。

(Full-Count編集部)

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