元阪神右腕が争奪戦に? 成績は平凡も…市場では高評価「複数から連絡あるはず」

日本では13試合に登板
2023年に阪神でプレーし、今季はヤンキースとマイナー契約を結んでいたコルテン・ブルワー投手がオプトアウトを選択し、退団が決まった。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が報じた。
メジャーでは主に中継ぎとして登板していたブルワーは2023年途中に阪神へ入団。13試合で防御率2.38、11回1/3を投げて14奪三振を残したが、同年限りで退団。2024年はカブスで中継ぎとして16試合に登板し、20回2/3を投げて防御率5.66だった。
今季はヤンキース傘下3Aスクラントンで22登板、29回2/3を投げ、防御率3.94をマークしていた。「トレード・ルーマーズ」のダラッグ・マクドナルド記者は「対戦した打者を27.1%で三振を奪い、ゴロの割合も44.9%だった」と指摘。さらにカブスで投げた昨季についても「印象に残る成績ではないが、三振を23.2%で奪い、与四球も9.5%、ゴロ率も44.3%の割合と、全て立派な数字だった」と投球内容を高く評価した。
その上で同記者は「市場に出て、出場機会を探ることになる。リーグ全体の怪我人の状況、そして直近に残した成績を考慮すれば、複数の連絡がくるはずだ」と記し、メジャーでも需要がある可能性を指摘。メジャー通算100登板の32歳右腕は、新天地を探すことになる。
(Full-Count編集部)
