大谷翔平の凡退直後…ド軍本拠地が揺れた瞬間「やばい泣ける」 LAファンが待ち望んだ“20秒”

 10号本塁打を放ったドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】
10号本塁打を放ったドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】

6月8日カージナルス戦以来の一発

【MLB】ドジャース 6ー2 Wソックス(日本時間4日・ロサンゼルス)

 お目覚めの一発に揺れた。ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が3日(日本時間4日)、本拠地でのホワイトソックス戦で今季10号を放った。6月8日(同9日)カージナルス戦以来、約1か月ぶりの一発。「やばい泣ける」「マジで良かった」とファンもほっと一息ついた。

 5-0の7回だった。大谷翔平投手が凡退して本拠地ファンがため息した直後、カウント1-0から左腕ギルバートのスプリットをすくい上げた。大きな弧を描いて左翼席へ着弾。打球速度103.8マイル(約167キロ)、飛距離410フィート(約124.9メートル)、角度31度の一発だった。

 着弾した瞬間、ドジャースタジアムは大歓声に包まれた。ダイヤモンドを一周すると、パヘスとテオスカー・ヘルナンデスからはヒマワリ種シャワーの祝福を受けて笑顔を見せた。普段よりも“増量”したのでは、と思わせるほどのヒマワリが宙を舞った。

 ファンもナインも喜んだのも無理はない。チームの顔の一人でもある2018年MVPは、今季開幕前にはノロウイルスに感染した影響で来日するもすぐに帰国。7キロ近く体重を落とし、状態が心配されていた。その影響か今季は精彩を欠き、試合前の時点で打率.246、9本塁打、42打点、OPS.697にとどまっていた。

 それだけに、ベッツの復活を予感させる一発には「めちゃくちゃ良かったああ」「きたあああ」「これは嬉しい」「ベッツにホームランが出たのまじで嬉しい」といった声や、大量のヒマワリに注目し「ひまわりの種多すぎw」「今までにないくらい大量のひまわりの種がかけられた」との声もあった。

(Full-Count編集部)

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