大谷翔平が作り出した“最高の光景” 米ファン感動…ベンチで捉えた一幕「本当に特別な瞬間」

MLB公式「レジェンドに愛を表して」
レジェンド2人が“交わった”瞬間に感動が殺到した。ドジャースのクレイトン・カーショー投手が2日(日本時間3日)、本拠地で行われたホワイトソックス戦でメジャー史上20人目の通算3000奪三振を達成した。この偉業直後、カメラはベンチで大谷翔平投手が称えた場面を激写。「最高の1枚だよ」「史上最高」と米ファンも感動を禁じ得なかった。
カーショーは5回に2999奪三振として王手をかけた。続投した6回2死、9番キャプラーをカウント1-2からスライダーで見逃し三振に仕留め、歓喜の瞬間を迎えた。満員の大ファンはスタンディングオベーションを送り、約6分間にわたり試合が中断。その間、ナインやロバーツ監督も拍手やハグで左腕を称えた。
大谷はベンチでカーショーを迎えると、左手を背中に回しながらギュッと抱きしめた。MLB公式X(旧ツイッター)は「レジェンドに愛を表して:ショウヘイ・オオタニがクレイトン・カーショーの3000奪三振を祝福」と綴り、MVP3回の大谷とサイ・ヤング賞3回&MVP1回のカーショーのハグを投稿した。
日本のファンのみならず、米ファンからも「素晴らしい写真だ」「ドジャースファンのみんな、偉大な選手がいる僕たちは本当に幸運だよ」「最高の選手が最高の選手に敬意を示すとき、本当に特別な瞬間だよ」「僕にとってのスーパースター」「資格初年度で殿堂入り確定の2人だ」「2人のレジェンド」などと感嘆の声が殺到した。

試合はカーショー降板時点では2-4と劣勢だったが、9回にドジャースが大谷の併殺崩れの間に1点を返すと、ベッツが犠飛を放って同点とした。さらに大谷は38試合ぶりの盗塁を決め、フリーマンの適時打でサヨナラのホームイン。カーショーの偉業に花を添えた。
(Full-Count編集部)