ロバーツ監督怒り心頭「今すぐ忘れたい」　18失点大敗…投手陣をバッサリ「収穫はない」

18失点は今季ワースト「収穫はない」

【MLB】アストロズ 18ー1 ドジャース（日本時間5日・ロサンゼルス）

　ドジャースは4日（日本時間5日）、本拠地・アストロズ戦に1-18で大敗した。大谷翔平投手は2戦ノーヒット。試合後、屈辱的大敗にデーブ・ロバーツ監督は「今すぐにでも忘れたい」と怒りを隠さなかった。

　先発カスペリアスが3回6失点と試合を作れなかった。6回には2被弾を含む6安打10失点。1イニング10失点以上を喫するのは、1999年4月23日のカージナルス戦の3回以来だった。計18失点は今季ワーストだった。

　9回にはミゲル・ロハス内野手が“野手登板”。この日、登板した投手としては、唯一となる無失点に抑えた。大谷は9回に代打を送られ途中交代した。3打数無安打で打率.282。

　試合後、ロバーツ監督は「今晩得られた収穫はあまりないと」と厳しい口調。「ベン（カスパリアス）はいい投球が出来ていなかった。投げた所、全てが打たれていたように感じた」と話した。「エメット（シーハン）が復帰したら、ベンはブルペンに配置転換されるだろう。短いイニングを投げてもらう形になると思う。その方がいい球を投げられるだろう」と配置転換することを明言した。

　2番手のドレイヤー、3番手のデービス、4番手のバンダもそれぞれ失点するなど、投手陣が崩壊した。「試合を繋ぐ為に、ジャック（・ドライヤー）には2イニング投げてもらいたかった」。続けて「野手を登板させて気分がいいと思ったことは一度もない」と肩を落とした。

（Full-Count編集部）