大谷翔平を見たベッツ「ヤバい。負けた」 対戦相手でも…驚きの光景に思わず“感謝”

大谷擁する日本代表に敗れた米国代表
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手とロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手が、前回のWBCを振り返った。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の番組「B/R Walk-Off」に出演。決勝で見た日本代表・大谷翔平投手のリリーフ登板には強烈なインパクトを抱いたようだ。
司会のベッツから「WBCで一生忘れられない瞬間を1つ挙げてよ」と問われたウィットJr.は「(ターナーの)満塁弾だね!」と説明。6試合で5本塁打と大活躍したトレイ・ターナー内野手が準々決勝で放った逆転の一発を挙げた。
「その時二塁にいたんだけど、打球音を聞いて宙を舞っていたよ。自分が打ってもいないのにね! 走りながら、これ気持ちいいなって思っていたよ!」
ベッツも「いい思い出だったね! 全員が(その瞬間を今後も)覚えていると思うよ」と同調しつつも、「僕の場合、間違いなく(ターナーの)本塁打もそうだけど、決勝戦で8回にショウヘイがブルペンで投げていた時だね」と、日本代表と激突した決勝戦を挙げた。
同戦では野手として出場していた大谷が8回にブルペンへ向かい、投球練習。9回のマウンドにあがって試合を締めた。ベッツは「決勝戦で8回にショウヘイがブルペンで投げていた時だね。(大谷の登板を含めて)全ての瞬間だ。彼が登場した時、対戦した打者、終わり方を見て、この瞬間を見られることに感謝しないといけないと思った。『ヤバい。負けた』と思ったけど、神が作り上げたなかで史上最もクールな状況だった」と振り返った。
当時ベンチから試合を見ていたウィットJr.も「映画みたいな場面だったね。泥がついているユニホームで登場してきた時、ワオと思ったよ」と驚きを振り返った。
(Full-Count編集部)
