佐々木朗希の復帰は「まだ早すぎ」 ロバーツ監督が見解…球速復活も見通し立たず

試合前、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合前、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

指揮官は慎重「最低でもあと6〜7週間」

【MLB】ドジャース ー アストロズ(日本時間5日・ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は4日(日本時間5日)、本拠地・アストロズ戦前に取材に応じ、佐々木朗希投手の復帰については「それはまだ早すぎだと思う」と見通しを立てた。

 佐々木は5月13日(同14日)に15日間のIL入り。その後はしばらくノースロー調整などをしていたが、5月末からキャッチボールを再開した。6月20日(同21日)には60日間のILに移行し、リハビリ生活を続けている。

 1日(同2日)の試合前にロバーツ監督は「ロウキに痛みはない。キャッチボールをしている。球速、力加減、球威ら全ての要素が大きく向上した。なので、いい(調整ができている)」と説明していた。この日も「平地で投げたとき、球速は80マイル後半と大きく上昇した。出力を上げた際に回復ができていたり、調子がよさそうなのはいい兆候だ」と指揮官は前向きだった。

 一方で復帰については慎重。「でも、マウンドに立つということを考えたら、それがどういうことを意味しているのかわからない。長いこと(離脱しているから)しっかりとビルドアップをしないといけない。スプリングトレーニングでは(あまり)投げられていないことを考えると、最低でもあと6、7週間はかかるだろう」と見通しを語った。

(Full-Count編集部)

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