なぜド軍本拠地に高級化粧品? 女性店員も衝撃の異空間「クレイジーですよね」

コスメデコルテの美容液と日焼け止めをドジャースタジアムで販売
【MLB】アストロズ 18ー1 ドジャース(日本時間5日・ロサンゼルス)
ちょっと異空間だった。ドジャースタジアムの最上階にあるチームストア。日本の高級化粧品が入り口付近で売られていた。きれいに陳列されていたのは、「コスメデコルテ」の美容液(120ドル=約1万7300円)と日焼け止め(42ドル=約6000円)。大谷翔平投手が出演するCMがモニターで繰り返し流され、女性スタッフが商品棚の横にピッタリとついていた。このスペースだけはデパートの化粧品売り場のようだった。
これまで野球場で日焼け止めを売っているのは見たことはあるが、高級化粧品が売られているのは見たことがなかった。女性スタッフも「私も球場で化粧品を見るのは初めてです。クレイジーですよね」と笑う。店内でドジャースグッズを物色するファンも興味津々。大谷の17番ユニホームを着た男性ファンは「これは何ですか?」と女性スタッフに尋ねていた。
大谷を広告モデルに起用するコーセーは昨年からドジャースとパートナーシップ契約を締結。今季ドジャース選手が本塁打やタイムリーを放った際に見せる“デコルテポーズ”は、すっかりお馴染みとなっている。

女性スタッフによると、本拠地での化粧品販売は2週間ほど前からだそうだ。「美容液も1日に何個かは必ず売られています。ショウヘイ・オオタニが使っていますからね。やっぱりファンの方は気になるようです」。やはり大谷人気は絶大のようだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
