大谷の打球直撃「もう年なので」 155キロ避けきれず苦笑い…語った恐怖「正直、嫌」

ドジャース戦に先発したランス・マッカラーズJr.【写真:ロイター】
ドジャース戦に先発したランス・マッカラーズJr.【写真:ロイター】

マッカラーズJr.は6回1失点で2勝目、大谷の打球直撃も検査は異常なし

【MLB】アストロズ 18ー1 ドジャース(日本時間5日・ロサンゼルス)

 アストロズのランス・マッカラーズJr.投手は4日(日本時間5日)、敵地のドジャース戦で6回4安打1失点と好投し、今季2勝目(3敗)を挙げた。「ここでの試合は『大一番』という感じがするし、すごく雰囲気があった。7月の序盤でも特別な試合のように感じられるのは本当にありがたい」と声を弾ませた。

 3回1死では大谷翔平のピッチャー返しが左かかと付近に直撃。ノーバウンドで遊撃デュボンがキャッチしてアウトとなった。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)と強烈だった。マッカラーズJr.は「検査は陰性でした。オオタニは脅威的な打者で、2018年から対戦してますけど、正直、対戦するのは嫌なんです」と苦笑い。続けて打者・大谷の脅威を語った。

「かなりいい球を投げたと思うけど、痛烈な打球を打ち返されて。もう年なので打球を避けきれなかった。投げた瞬間にいい球だと分かる時があるんだ。でも、あんなに強く打たれて驚きました。彼は別格です」

 今季は2022年以来3年ぶりにメジャー復帰。6月3日以来、約1か月ぶりの勝ち星となった。「かかとに当たったことは幸運だった。座る時に少しだけ痛かったけど、投球に問題はなかった」と無事を強調していた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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