ロッテのドラ2宮崎竜成に決勝弾、西武の上田大河が7回8K…5日のファーム

ヤクルト戦で本塁打を放ったロッテ・宮崎竜成【画像:パーソル パ・リーグTV】
ヤクルト戦で本塁打を放ったロッテ・宮崎竜成【画像:パーソル パ・リーグTV】

武藤敦貴が2号2ラン、安田悠馬は実戦復帰も…5連敗

 楽天は巨人戦(楽天モバイルパーク)に4-7で敗れた。先発・坂井陽翔投手は初回から毎回走者を出す投球に。3回2死から連打でピンチを招くと、三塚琉生内野手、リチャード内野手、大城卓三捕手に3者連続適時打を浴び4失点。3回59球7安打無四死球1奪三振4失点で降板した。

 打線は3回、小森航大郎内野手、ワォーターズ璃海ジュミル内野手の連打で1点を返したが、2番手・江原雅裕投手、3番手・中込陽翔投手がそれぞれ適時打を浴び、スコアは1-7に。それでも6回、武藤敦貴外野手が2号2ランを放ち、4点差に縮める。

 8回には、辰見鴻之介内野手の安打と四球などで2死1、2塁の好機を演出。江川侑斗捕手の適時打で1点を返すも、追い上げ及ばず4-7で試合終了。チームは5連敗を喫した。なお、この試合で安田悠馬捕手が実戦復帰している。

宮崎竜成が決勝弾、4投手の完封リレーでロッテ勝利

 ロッテはヤクルト戦(市川市・国府台公園野球場)に1-0で勝利した。打線は1回と2回に、それぞれ得点圏に走者を置くも、あと1本が生まれない。それでも3回1死から、宮崎竜成内野手の4号ソロで先制に成功する。

 先発・菊地吏玖投手は、序盤3イニングを3人で退ける上々の立ち上がり。援護を受けた直後の4回に、安打と四球などでピンチを背負ったが、後続を左飛に打ち取り、得点を与えず。以降も安定感のある投球で、5回54球2安打1四球2奪三振無失点でマウンドを降りた。

 6回からは、2番手・早坂響投手が登板。回またぎでマウンドに上がった7回に、一打同点の場面を迎えるが、後続から空振り三振を奪い、2イニングを無失点にまとめた。8回を田中楓基投手が0でつなぐと、9回は澤村拓一投手が抑えて試合終了。1-0で勝利したロッテは、打線が計4安打1得点にとどまったが、投手陣の完封リレーで接戦を制した

上田大河が7回8奪三振2失点、平沢大河6号ソロで獅子連勝

 西武は日本ハム戦(CAR3219フィールド)に4-2で勝利。1回にレアンドロ・セデーニョ内野手の適時二塁打で先制。2回には平沢大河内野手の6号ソロ、3回には押し出し四球、さらに4回は仲三河優太外野手の適時打で中盤までに4点を挙げた。

 先発の上田大河投手は、初回に安打を許すも、2回、3回は3者凡退に仕留める立ち上がり。4回に梅林優貴捕手の適時打、6回に有薗直輝内野手の適時打でそれぞれ1点を失ったが、7回は無失点でしのぎ、7回107球5安打3四球8奪三振2失点で降板した。

 8回からは三浦大輝投手、中村祐太投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、4対2で試合終了。上田が今季最長の7回を投げきりイースタン5勝目。打線ではセデーニョが2安打1打点をマークし、チームは2連勝を飾った。

 日本ハムは、先発の福島蓮投手が2回2/3を4安打3四球1奪三振3失点と乱調。打線は計6安打2得点にとどまった。なお、ドラ2ルーキー・藤田琉生投手が2回無安打無失点の好リリーフを見せている。

又吉克樹が5回4失点、計10安打も鷹が敗れる

 ソフトバンクは中日戦(タマホームスタジアム筑後)に3-6で敗れた。先発・又吉克樹投手は、初回を3者凡退とするも、2回表に連打と盗塁でピンチを招き、味方の失策により2点を失う。しかし直後の2回、2死満塁の好機を迎えると、藤野恵音内野手の適時打で同点に追いついた。

 3回、又吉が犠飛で1点を失うも、その裏にイヒネイツア内野手と井上朋也内野手の連打で再び同点に。ところが5回に又吉は勝ち越し適時打を浴び、5回82球6安打1四球4奪三振4失点(自責点2)で降板した。

 2番手の板東湧梧投手は、6回にピンチを2者連続三振でしのぎ、7回表は3者凡退に打ち取ったが、8回に適時三塁打を浴び、2点を失う。打線も7回、8回と得点圏に走者を進めながらも、好機を生かせず無得点。9回は3者凡退に倒れ、3-6で試合終了。

 イヒネ、廣瀬隆太内野手、勝連大稀内野手が2安打をマークするなど、計10安打も3得点。投手陣も計10安打6失点と振るわなかった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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