日本ハムのレイエスが単独トップ15号など4安打、ロッテは山本大斗の2打席連発で快勝…5日の結果

楽天戦に先発した日本ハム・細野晴希【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天戦に先発した日本ハム・細野晴希【画像:パーソル パ・リーグTV】

細野晴希が自己最多9奪三振で今季2勝目、日本ハムがカード勝ち越し

 日本ハムは楽天戦(エスコンフィールド)に12-1で勝利した。打線は2回、五十幡亮汰外野手の適時打で1点を先制。さらに3回には、フランミル・レイエス外野手の適時打で1点を追加した。

 先発・細野晴希投手は、3回まで無安打に抑える立ち上がり。4回に黒川史陽内野手の犠飛で1点を失ったが、それでも続く辰己涼介外野手を見逃し三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 4回には、水谷瞬外野手の8号2ランと郡司裕也捕手の5号ソロで3点を追加。6回には、アリエル・マルティネス捕手の犠飛、レイエスの15号2ラン、矢澤宏太投手の適時二塁打で一挙4点を奪った。

 細野は、6回を3者凡退に抑えたが、7回に1死から3者連続四球を与えたところで降板。しかし、ここは代わった山本拓実投手が併殺で切り抜ける。8回を宮西尚生投手が無失点でつなぐと、直後に水野達稀内野手と矢澤の適時打で3点を追加。9回を上原健太投手が締めた。

 勝利した日本ハムは、先発・細野が、6回1/3を110球2安打6四球9奪三振1失点で今季2勝目。打線はレイエスが1発を含む4安打3打点、水野が4安打2打点をマークし、カード勝ち越しを決めた。一方敗れた楽天の先発・瀧中瞭太投手は、3回1/3を98球9安打2四球4奪三振5失点の内容。3番手・渡辺翔太投手も1回4失点と苦戦し、大敗を喫した。

鷹がシーソーゲームを制す、上沢直之は6回3失点で6勝目

 ソフトバンクは西武戦(みずほPayPayドーム)に4-3で勝利した。先発・上沢直之投手は初回に山村崇嘉内野手の適時打で先制点を献上。しかし打線は3回、中村晃選手の2点適時打で逆転する。

 上沢は4回、タイラー・ネビン外野手の7号ソロで同点に追いつかれたが、打線は5回、柳町達外野手の適時打で1点を勝ち越す。6回に再び同点とされたものの、直後の6回、内野ゴロの間に勝ち越しに成功した。

 7回からは藤井皓哉投手、松本裕樹投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、最終回は杉山一樹投手が3者連続三振に仕留めた。勝利したソフトバンクは、先発の上沢が6回104球5安打3四球4奪三振3失点の粘投で6勝目。打線は中村が2安打2打点、柳町が2安打1打点をマークするなど、計10安打でシーソーゲームを制した。

 敗れた西武は、先発の今井達也投手が5回95球8安打2四死球6奪三振3失点の内容。打線ではネビン、山村が2安打1打点をマークするも、7回以降散発1安打に終わり、あと一歩及ばなかった。

サモンズが5回2失点で4勝目、計15安打8得点のロッテ大勝

 ロッテはオリックス戦(ほっともっとフィールド)に8-2で大勝。打線は初回、2死から安田尚憲内野手が二塁打で出塁し、続く山本大斗外野手の9号2ランで先制。4回にも山本の2打席連発となる10号ソロと相手のバッテリーミス、池田来翔内野手の犠飛で3点を追加する。

 一方の先発ブライアン・サモンズ投手は、1回から2回にかけて3者連続三振を奪うなど落ち着いた立ち上がり。4回まで1安打2四球無失点に抑える。5回、無死1塁からジョーダン・ディアス選手に1号2ランを浴びるも後続を3人で断ち、5回3安打2四球5奪三振2失点で降板した。

 6回からの2イニングを横山陸人投手が無失点でつなぐと、8回は鈴木昭汰投手が走者を出しながらも得点を与えず。9回に藤原恭大外野手、寺地隆成捕手、西川史礁外野手の適時打で3点を加え、6点リードとなった9回は益田直也投手が3者凡退で締めて試合終了。

 勝利したロッテは、5回2失点のサモンズが4勝目。計15安打8得点の打線では、山本が2本塁打含む3安打3打点を記録している。

 敗れたオリックスは、先発・田嶋大樹投手が4回途中9安打5失点と打ち込まれた。打線もディアスの来日初本塁打で挙げた2得点にとどまり、チームの連勝は「3」でストップ。ゲーム差なしの日本ハムが勝利しため、2位に後退した。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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