31歳・大谷翔平「誕生日がうれしい年ではない」 家族の存在、人生観…試合後の一問一答

試合後の取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

31歳初登板は2回1安打無失点の快投

【MLB】アストロズ 6ー4 ドジャース(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地のアストロズ戦に「1番・投手」で投打同時出場した。最速100.9マイル(約162.4キロ)を武器に2回3奪三振1安打無失点。バットでは4打数1安打1四球で打率.281となった。

 チームは逆転負けで2連敗。試合後に語った一問一答は以下の通り。

――31歳の誕生日にバースデー登板。
「誕生日がうれしいという年ではないので、『おめでとう』と言ってもらえることはうれしいなと思う。普段と同じようにプレーできればとマウンドに上がりました」

――試合を振り返って。
「最近打席ではいい打席を送れていないのは反省点。昨日、今日と2連敗しているので、切り替えて最後を取れるようにがんばりたいなと思います」

――投手復帰以降、打撃に影響は。
「打席ですごく悪い感覚はないですけど、自分が捉えたと思ったのが二ゴロになったりとか、ちょっとしたズレが不調のときはそんな感じなのかなと思うので。逆にいえば少しの感覚の違いですぐに戻ったりもするので、そこは練習で養っていくしかないのかなと思います」

――捕手のサインについて。
「感覚で行くときもありますし、今日はウィル(・スミス捕手)からピッチコム上で交換しながらやっているので、自分がこうだと思えば優先して投げますし、そのときによって変わるかなと思います」

――フォーシームの質は?
「中盤は正直もう見えにくい時間帯だったので。反応が遅れがちになるような、両チームともそうだったと思うんですけど、最後はいいピッチャー相手によく見えていた方かなと思うので。そういう感覚を切らさないようにというか、ちょっとしたことでまた切れたりするものだと思うので。継続していければいいのかなと思います」

31歳も体力的な変化はなし「年をとったとは思わない」

――31歳を迎えて体力面の変化はあるか。
「年を取ったなとは思わないですけど、まだあまり変わらないですかね、20代前半と。あまり感覚的な違いはないと思うので、長いシーズンこなす上で後半の方が疲れはたまると思うので、疲労を抜きながら休みをしっかりとることも大事かなと思います」

――投球のテーマは?
「もう少しカーブとスプリットを試すことができれば良かったのかなとは正直思ったんですけど。スライダーで三振を取れそうな雰囲気があったのでアウトを優先してってところですかね」

――31歳になり、メンタル面や考え方の変化は?
「それはもうだいぶ違うのかなと思いますね。もちろん家庭も、子どもが生まれてもまた変わりますし。グラウンド外、グラウンドでもそうですけど、人生観を変えるようなことっていうのは、必ずしもプラスな部分だけではないですけど、自分をこう成長させてくれるのかなとは思うので。何事も経験かなと思います」

――子どもが生まれて環境への変化は?
「できれば、棲み分けてというか。あまり野球のどうこうっていうのを家に帰って、持ち込みたくはないですし。もちろん1人でいるときは『どうだったな』っていうはあってもいいと思うんですけど、基本的にはグラウンドはグラウンド、家庭は家庭っていう風に考えたいなとは思ってるので、そこも含めていい時間を過ごせればなと思います」

(Full-Count編集部)

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