大谷翔平へ審判団が“配慮” 二刀流復帰で米メディアが目撃した異例の光景「あとに」

アストロズ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
アストロズ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

ロバーツ監督も前向きだった粘着物質チェックのタイミング

【MLB】アストロズ 6ー4 ドジャース(日本時間6日・ロサンゼルス)

 リードオフマンの投手に異例の措置が取られた。ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)の本拠地・アストロズ戦に「1番・投手」で先発登板。地元放送局「NBCロサンゼルス」のマイケル・ドゥアルテ記者は“審判の配慮”に注目していた。

 現地5日は大谷31歳の誕生日。初回、先頭のパレデスに左前打を許したが、続くスミスを二ゴロ併殺、3番アルトゥーべを遊ゴロに仕留め3人で抑えた。直後には先頭打者として打席に立った。一ゴロに倒れたが、投手として再びマウンドに立ち、2回を3者連続三振に切り抜けた。

 異例の対応は初回の投げ終わりだった。通常イニング終了で降板する際に行われる粘着物質チェック。しかし、この日はマウンドを降りた1回の表ではなく、1回裏終了後に行われた。同記者は「なぜなら、オオタニは1回裏の先頭打者だったからだ」と説明した。

 デーブ・ロバーツ監督は6月22日(同23日)、大谷の登板後、粘着物質チェックの時間を変更することに「うーん。その話はあるかもしれない。いい提案だ」と話していた。二刀流かつ先頭打者だからこそ、必要な特別対応だった。

(Full-Count編集部)

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