清宮幸太郎の衝撃弾は「きれいな放物線」 エスコンでお目覚め…予感させる“完全形態”

昨年は7月から大爆発
■日本ハム 8ー6 楽天(6日・エスコンフィールド)
未完の大砲に待望の一発が飛び出した。日本ハムの清宮幸太郎内野手が6日、本拠地での楽天戦で決勝打となる6号2ランを放った。エスコンフィールドでは今季最初のアーチで、値千金の一打に「持ってる男」「エグい」「待ってました!」とファンも歓喜に沸いている。
6-6の同点で迎えた7回、2死一塁で加治屋の148キロの直球を捉えて、右翼席へ運んだ。清宮らしい美しい弾道で、接戦の中で勝利を決める一撃となった。
打ってほしい場面での一発にSNSでは「やっぱりきれいな放物線」「ここで打ってくれたのは神」「これが我が推し清宮幸太郎!!!!」「エスコンの今季初ホームランがチームを救う勝ち越し2ランとか流石に持ってる男やわ」「ここぞという場面で回ってくると何とかしてくれるんじゃないかと期待してしまう。そんなスター性を持ってる」「やっと昨季後半の清宮に戻ってくれた気がする」などのコメントが相次いだ。
昨季は7月以降に15本塁打、OPS.997と活躍。得点圏や試合終盤など大事な場面での強打が目立ち、覚醒の気配を感じさせた。だが、今季はここまで6本塁打、OPS.684と、まだまだ全開とは言えず、相変わらずファンをやきもきさせてきた。接戦の中で首位に立つチームの9年ぶり、自身にとっては初の優勝に向けて、昨年と同様に7月からの大爆発を見せてほしいところだ。