小笠原慎之介、メジャー初登板は3回途中KOで1敗目　響いた初回4失点…ホロ苦いマウンドで降雨中断も

小笠原慎之介、MLB初登板は初回に4失点…最速149キロ

【MLB】Rソックス 6ー4 ナショナルズ（日本時間7日・ワシントンDC）

　ナショナルズの小笠原慎之介投手は6日（日本時間7日）、本拠地で行われたレッドソックス戦にメジャー初登板初先発し、3回途中7安打4失点。デビュー戦は55球で降板する、苦しいマウンドとなった。最速は92.6マイル（約149キロ）だった。チームは敗れ1敗目を喫した。

　初回先頭のイートンに右安打を許し、流れに乗れなかった。2番ゴンザレスは空振り三振に仕留めるも、アンソニー、レフスナイダーに連続で適時打を許して2失点。1死二塁からストーリーに14号2ランを浴びて、初回に4点を失った。

　2回1死からは降雨での中断も経験。再開後は無失点に封じていたが、3回2死一、三塁を迎えた場面で降板した。

　小笠原は昨オフ、中日からポスティングシステムを利用してナショナルズに移籍。オープン戦は5試合に登板するも、1勝3敗で防御率11.25と結果を残せなかったため、今季は開幕マイナースタートとなっていた。

　3Aロチェスターでは4月に3度の先発を果たすも、右脇腹を痛めて4月16日（同17日）に負傷者リスト（IL）入りしていた。

　27歳の小笠原は中日在籍時の昨季、24試合に登板して5勝11敗、防御率3.12。昨オフにポスティングシステムでメジャー移籍を目指し、2年350万ドル（約5億5798万円）でナショナルズと合意した。今季年俸は150万ドル（約2億1677万円）の契約を結んでいた。

（Full-Count編集部）