大谷翔平、5年連続「ベストMLB」受賞 ボンズ超え単独最多…米スポーツ界の名誉ある賞

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ESPY賞の「男性ベストアスリート」と「ベストMLB選手」の2部門で最終候補入り

 ドジャース・大谷翔平投手が16日(日本時間17日)、米スポーツ界のアカデミー賞と呼ばれるESPY賞の「ベストMLB選手」部門で、2021年から5年連続5度目の選出を果たした。4年連続受賞はすでに史上最長。5度目の戴冠となり、バリー・ボンズとアルバート・プホルスを抜いて球界単独最多となった。

 大谷はドジャースに移籍した昨季、自己最多の54本塁打を放って2年連続での本塁打王のタイトルを獲得した。さらに、59盗塁も記録し、前人未到となる「50本塁打&50盗塁」の偉業を達成。自身3度目のMVPに満票で選ばれ、初めてワールドシリーズも制覇した。

 今年の「ベストMLB選手」には、大谷の他に昨季58本塁打&140打点で両リーグトップだったアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)、投手3冠でア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したタリク・スクーバル投手(タイガース)、ワールドシリーズ第1戦でサヨナラ満塁本塁打を放ったフレディ・フリーマン内野手(ドジャース)が最終候補入りをしていた。

 一方で、最終候補入りしていた「男性ベストアスリート」は受賞を逃した。エンゼルス時代の2022年には、自身&アジア人で初めて選出されたものの、2度目の戴冠とはならなかった。

(Full-Count編集部)

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