鈴木誠也、球宴HRダービーに「お誘いはありました」 感じていた疲労「ずっと寝てました」

後半戦は幸先の良いスタート
【MLB】カブス 4ー1 Rソックス(日本時間19日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手は18日(日本時間19日)、本拠地のレッドソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で26号本塁打を放ち、80打点で再びナ・リーグ暫定1位に浮上するなど、後半戦初戦で幸先の良いスタートを切った。自身初のオールスター戦には選出されなかったが、ホームランダービー出場のオファーがあったことを明かした。
初回無死一、二塁から先制26号3ランを放つと、3回の第2打席でも左前打を記録するなど、4打数2安打3打点だった鈴木。試合後の取材でオールスター期間の休暇について「初めて前半戦大きな怪我なくいけたので結構、疲労感は強かったですし、しっかり休めたのは良かったと思います」と語った。
前半戦は92試合出場して打率.263、25本塁打、77打点と見事な成績だったにも関わらず、オールスター戦には選出されず。報道陣にオールスターについて問われると「ずっと寝てて見てないです。一度も」と語った。一方で、球宴前日のホームランダービーについては「お誘いはありましたけど、僕が出ても勝てないのでお断りしました」とコメント。理由を問われると「体を見てもらえれば」とジョークを飛ばし、報道陣の笑いを誘った。
後半戦初戦でアーチをかけた鈴木は、打点王争いでは一気に3打点を稼いで逆転。シーズン80打点に到達した。これでシーズン133打点ペースで、ドジャースの大谷翔平投手が昨年に記録した日本人最多の130打点を更新する勢いとなっている。
(Full-Count編集部)