大谷翔平出場試合で映った「鬼滅の刃」　MLB選手も虜にした日本の“宝”、X発見「まじか笑」

チザムJr.は大の日本アニメ好き…ワンピースも愛用

　メジャーリーグは18日（日本時間19日）から後半戦がスタートした。前半戦終了後は米ジョージア州アトランタでオールスターならではイベントが開催され、スター選手の珍しい姿をファンも楽しんだ。話題を呼んだ一人が、ヤンキースのジャズ・チザムJr.内野手だ。「鬼滅やん！」「まじか笑」と日本のファンも注目していた。

　チザムJr.はオールスター前日に開催されるホームランダービーに出場した。打席に立った最中、テレビ画面に映ったバットとスパイクには、日本の人気アニメ「鬼滅の刃」の絵柄がプリントされていた。SNS上でも「鬼滅」がトレンド入り。「水の呼吸しそう」「ありなんかこれ笑」「すごいな笑」などと、どよめきが広がった。

　もっとも、チザムJr.が“鬼滅バット”を使ったのはダービーだけではなかった。オールスター本戦は6回から1番で途中出場すると、存在感を発揮したのがやはり青のバットだった。この日はNHK-BSに加えてテレビ朝日の地上波でも放送されており、「MLBにもファンがいるのか」「かっこいいな」と改めて話題になった。

　チザムJr.は以前に人気漫画「ワンピース」がデザインされたレガースを付けたり、ルフィがデザインされたネックレスを着用するなど、日本のアニメファンとして知られている。昨年MLB公式サイトが行ったインタビューでは、「両親に質問したら『3歳からアニメ見ている』と、答えると思うよ。今すぐアニメに恋に落ちたいならワンピース。物語を毎日見ながらじっくりと味わうならナルトだね」と話していた。

「鬼滅の刃」は18日から劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』が公開され、初日から大盛況となっている。