ロバーツ監督が苦言2連発 二塁打のはずが“三塁打”に「とにかく起きてはならない」

「投球は難しいし、打撃も簡単じゃない。守備はしっかりしないと」
【MLB】ブルワーズ 8ー7 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)
苦々しい表情だった。ドジャースは19日(日本時間20日)の本拠地・ブルワーズ戦で1点差ゲームを落として2連敗。デーブ・ロバーツ監督は外野守備に苦言を呈した。5-8で迎えた8回2死、1番・チュラングの中前打を中堅・パヘスが後逸。打者走者は三塁まで進んだ(記録は中前打と失策)。
「あれはダブルで止めないといけない打球だ。あの打球をトリプルにしてしまってはいけない。他にも止めるべきところが三塁打になった。ああいう細かい部分は、とにかく起きてはいけないこと」
両軍無得点の3回の守備では、先頭・パーキンスの右中間への当たりを右翼のテオスカー・ヘルナンデスが後逸。これも三塁打となり、1イニング4得点につながった。現役時代、俊足の外野手だったロバーツ監督は声を大にした。
「投球は難しいし、打撃も簡単じゃない。それだけに守備はしっかりプレーしないといけない。ダブルで済むのをトリプルにしてはいけない」
ドジャースの守備の“ほころび”には黙っていられなかったようだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)