復活したド軍らしい光景…　大谷翔平と“相棒”がファンに届けた瞬間「見てるだけで幸せ」

ドジャースは後半戦初勝利

【MLB】ドジャース 5ー2 ツインズ（日本時間22日・ロサンゼルス）

　ドジャースは21日（日本時間22日）、本拠地でのツインズ戦に5-2で勝利。後半戦初白星を飾った。主役となったのは「2番・投手」で先発した大谷翔平投手だ。投げては3回1失点、打っても初回に逆転2ランを叩き込んだ。試合後、久々に広がった光景に「見てるだけで幸せ」でファンも笑顔になった。

　大谷は初回に先頭打者弾を献上したが、その裏に右腕フェスタのチェンジアップをバックスクリーンへ運んだ。3試合連発となる35号2ランは打球速度113.4マイル（約182.5キロ）、飛距離441フィート（約134.4メート）、角度26度の一発。二刀流の活躍に本拠地は大歓声が起きた。

　試合を優位に進めたドジャースだったが、終盤にツインズの反撃でピンチを招き、9回2死一、二塁の場面でコレアに特大飛球を浴びた。あわや同点3ランと思われたが、アウトマンがジャンプ一番好捕して阻止。“神キャッチ”に場内は再び大興奮。ベンチで見守っていた大谷も安堵の表情を浮かべた。

　その直後だった。フィールドに出てナインと勝利を喜ぶ中、大谷に抱きつく存在がいた。仲良しのテオスカー・ヘルナンデス外野手だ。ドジャースはブルワーズに3連敗を喫して暗いムードが漂っていたが、久しぶりに味わった“美酒”。「いつもテオファースト谷」「最高のコンビだね」「見てるだけで幸せ」「翔平さんからのタッチにきゅんなテオちゃん」「テオ可愛すぎ」と、ファンの頬も思わず緩んだ。