ド軍がサヨナラ勝ち　大谷翔平が球団タイ5戦連発37号、9回敬遠…フリーマンが劇打

本塁打王争いではスアレスを抜いてリーグ単独トップに浮上

【MLB】ドジャース 4ー3 ツインズ（日本時間24日・ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は23日（日本時間24日）、本拠地のツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、自己最長に並ぶ5試合連続本塁打をマークした。初回に中越えへ先制37号ソロ。5戦連発は球団タイ記録だ。4打数1安打1打点1四球で打率.273。チームは9回に逆転サヨナラ勝ちした。

　初回1死、右腕パダックの甘く入ったカーブを逃さなかった。バックスクリーン左へ飛び込む37号ソロ。日本ハム時代の2016年5月に記録した自己最長タイ5試合連発。2019年マックス・マンシーらの球団記録にも並んだ。

　キング争いではエウヘニオ・スアレス（ダイヤモンドバックス）を抜いてリーグ単独トップに浮上した。メジャー全体では39発のカル・ローリー（マリナーズ）と2本差に。36発のアーロン・ジャッジ（ヤンキース）を抜き去った。

　3回2死、6回1死といずれも高めフォーシームに空振り三振に倒れた。2-3で迎えた8回先頭は左飛だった。9回2死一塁では申告敬遠で勝負を避けられた。リーグトップの12敬遠。同2死満塁からフリーマンが逆転サヨナラ打を放った。

　先発のグラスノーは7回3安打無失点と好投。今季自己最多12三振を奪ったが、1点リードの8回から救援した右腕イエーツが3者連続四球を与えて降板。逆転を許していた。劇的なサヨナラ勝ちでカード勝ち越しを決めた。