トラウトに死球→激昂→指揮官が口論 両軍総出の一触即発ムードに…場内騒然

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

エンゼルス-レンジャーズ戦

【MLB】エンゼルス 8ー5 レンジャーズ(日本時間30日・アナハイム)

 一触即発の事態となった。29日(日本時間30日)に行われたエンゼルス-レンジャーズ戦、8回にマイク・トラウト外野手が死球を受けたことを機に、両軍指揮官が口論。両チームのベンチが睨み合う不穏なムードが漂った。

 エンゼルスが7-5でリードした8回1死一、三塁の場面、打席にトラウトが立った。右腕アームストロングの92マイル(約148キロ)速球が左手付近に直撃。トラウトは左手を振りながら痛みに耐え、苦悶の表情を浮かべた。

 すると、エンゼルスのレイ・モンゴメリー代行監督は慌ててベンチを飛び出すと、レンジャーズベンチに向かって怒りを示した。これにブルース・ボウチー監督も応戦。両軍総出の事態に発展した。試合は3分ほど止まり、審判団が間に入って場を収めた。死球を受けたトラウトはそのまま一塁へ向かい、プレーを続行した。

 トラウトの打席の直前、代わったばかりのアームストロングはザック・ネト内野手にも死球を出しており、2者連続でボールを当てていた。それゆえ、モンゴメリー代行監督の怒りは収まらなかったのかもしれない。

(Full-Count編集部)

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