シュワーバー、衝撃の46→47→48号 休養日の大谷翔平と3本差…リーグ2冠を独走態勢

ブレーブス戦で本塁打を放ったフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:アフロ】
ブレーブス戦で本塁打を放ったフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:アフロ】

第1打席はクォントリル、第2打席はコックスのカーブを捉えた

【MLB】フィリーズ ー ブレーブス(日本時間29日・フィラデルフィア)

 フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が28日(日本時間29日)、本拠地で行われたブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発出場。1試合3本塁打の大暴れで48号とし、本塁打王を争うドジャース・大谷翔平投手に3本差をつけた。

 衝撃の猛打が炸裂した。シュワーバーは初回の第1打席でカル・クォントリル投手のカーブを捉え、右翼席へ450フィート(約137.1メートル)の豪快弾を放った。この時点で同数で並んでいた大谷を抜き、リーグ単独トップの46号とした。さらに8-3で迎えた4回、フルカウントからオースティン・コックス投手のカーブを振り抜き、角度35度のムーンショットを右翼ポール際に運んだ。

 これだけで終わらなかった。12-3で迎えた5回、再びコックスと対戦。外角のボール球を片手で払ったようなスイングだったが、打球は左翼席へ着弾。打球速度101マイル(約162.5キロ)、飛距離378フィート(約115.2メートル)、角度33度の本塁打で驚異の1試合3本塁打を記録した。

 一気に本塁打数を積み上げ、48本塁打は2023年の自己最多47本を抜いて最多を更新した。また、フィリーズにおいても歴代2位タイに浮上。48本塁打はナ・リーグトップ、116打点はメジャー最多となっている。

【実際の映像】シュワーバーが驚異の1試合3発!! ボール球を片手打ち…実況「クレイジーになっています!」

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