“消えた”ド軍212HR男「何もない事を…」 頭部死球の悪夢、続く災難にファン懇願「どうか」

ジャイアンツ戦に出場したドジャースのマックス・マンシー【写真:荒川祐史】
ジャイアンツ戦に出場したドジャースのマックス・マンシー【写真:荒川祐史】

頭部死球後はプレー続行も直後の守備から交代

【MLB】ジャイアンツ ー ドジャース(日本時間14日・サンフランシスコ)

 2日続けての災難だった。ドジャースのマックス・マンシー内野手が13日(日本時間14日)の敵地ジャイアンツ戦、6回に頭部死球を受けた。その場に倒れ込み、場内は騒然。プレーは続行したものの、直後の守備から退いた。「何もない事を……」「どうか無事で」とファンも不安を募らせている。

 2点リードの6回に先頭打者として打席に立つと、マット・ゲージ投手の94.1マイル(約151.4キロ)のシンカーがヘルメットの側部に直撃した。マンシーはその場で倒れ、ぶつけたゲージも屈んでうつむいたままだった。デーブ・ロバーツ監督やトレーナーらが駆け寄り無事を確認すると、マンシーは自ら立ち上がって一塁へ。敵地からも拍手が送られた。

 しかし、その直後の守備から三塁にはエンリケ・ヘルナンデス内野手が入り、マンシーは退く形となった。今季17本塁打、通算212発を誇る大砲に起きた“事態”に「少し心配ですね」「大事に至りませんように」「大丈夫かな」「さすがに交代か そのほうがいい」「交代して安静にね」などと心配する声が寄せられた。

 今季のマンシーは故障禍に祟られている。7月には守備中に走者と接触して膝の骨挫傷で離脱すると、8月15日(同16日)には右腹斜筋の痛みで負傷者リスト入り。9月8日(同9日)に約3週間ぶりに復帰したものの、直前には風邪を患った。そして前日の同カードでは右手に死球を受け、8回の守備から途中交代していた。

(Full-Count編集部)

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