大谷翔平、史上6人目の2年連続50号 2勝目消滅直後に183キロ爆速弾…本拠地再熱狂

50号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
50号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

「1番・投手兼指名打者」でフィリーズ戦に先発出場

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地でのフィリーズ戦に「1番・投手兼指名打者」で出場し、2点を追う8回先頭の第4打席で3試合ぶりとなる50号を放ち、1点差に迫った。2年連続での50号はMLB史上23年ぶり6人目の快挙。チーム151試合目での大台到達は自己最速となった。

 沈黙の本拠地が喝采に包まれた。4-6の8回無死、ロバートソンの2球目を捉えると打球は右翼席に着弾。打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)、角度37度の打球に見とれたファンは、熱気を帯びていた。

  リーグトップの53本塁打をマークするカイル・シュワーバー外野手が所属するフィリーズとの直接対決3連戦。「2番・指名打者」で出場するライバルの目の前でアーチを描き、再び3本差に迫った。リアル二刀流弾は8月6日(同7日)のカージナルス戦以来、今季4本目で通算16本目となった。大谷は初回先頭で迎えた第1打席、二塁への鋭いゴロを放って内野安打を記録。21試合連続の出塁を決めていた。2回2死の第2打席は5球目の変化球にバットが空を切り、三振に倒れていた。5回先頭の第3打席も空振り三振に倒れていた。

 2001、2002年のアレックス・ロドリゲス(レンジャーズ)以来23年ぶり史上6人目の2年連続50号到達。昨年はチームの153試合目、9月19日の敵地マーリンズ戦で放ち「50&50」を達成した。今年は自己最速の大台到達となった。ナ・リーグ東地区首位を独走するフィリーズとの直接対決。ポストシーズンでも対戦する可能性がある球団相手の豪快弾は強烈なインパクトとなった。

【実際の映像】打った瞬間確信の50号 本拠地大興奮…大谷翔平の異次元アーチ

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