大谷翔平、5回ノーノー&2年連続50号もド軍逆転負け 救援陣また崩壊…悪夢のぶち壊し

白星消滅も、8回に50号を放ち史上6人目の快挙
【MLB】フィリーズ 9ー6 ドジャース(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地でのフィリーズ戦に「1番・投手兼指名打者」で出場し、8回に3試合ぶりの50号を放った。2年連続で50号はMLB史上23年ぶり6人目の快挙。投手としても5回無安打無失点の好投を見せた。チームは同点の9回に3点を勝ち越され2連敗。パドレスが敗れたため、地区優勝へのマジックナンバーは「9」となった。
投手・大谷のフォーシームが走った。本塁打王を争うシュワーバーを迎えた初回1死、初球でメジャー自己最速101.7マイル(約163.7キロ)を計測した。ファウルでカウントを稼ぐと、2ボール2ストライクから高めのスライダーで見逃し三振に仕留めた。シュワーバーとは4回先頭でも対戦して左飛。高めにボールを集め、最後は4球目のカットボールで打ち取った。
初回2死からハーパーを四球で出したが、続くマーシュを投ゴロに。2回から4イニング連続3者凡退に抑え、5回68球(ストライク42球)を投げ、5奪三振1四球、無安打無失点。防御率3.29となった。6回にリリーフ陣が6点を奪われ逆転されたため、今季2勝目は逃した。
打っては初回に内野安打を放ち、今季最長を更新する21試合連続出塁。2点を追う8回先頭で迎えた第4打席では、ロバートソンの2球目を捉え右翼席に50号ソロ。打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)、角度37度の打球で史上6人目の2年連続50号を達成した。チーム151試合目での大台到達は自己最速となった。
大谷の本塁打をきっかけに8回、同点に追いついたが9回にトライネンが3点を奪われ勝ち越しを許し、そのまま敗戦となった。前日の試合も延長戦で敗れており、2試合続けて接戦を落としフィリーズに2連敗となった。
(Full-Count編集部)