大谷翔平、PSへ決意「切り替えて」 最終戦で自己新55号…好投カーショー称賛「本当に引退するのかな」

試合後にインタビューに対応するドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
試合後にインタビューに対応するドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

シーズン最終戦で55号「自分のベストを更新できたことはいいこと」

【MLB】ドジャース 6ー1 マリナーズ(日本時間29日・シアトル)

 ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地でのマリナーズ戦に「1番・指名打者」で出場。レギュラーシーズン最終戦は55号を含む5打数3安打1打点で終えた。試合後は地元放送局のインタビューに登場。「本当に引退するのかな」とカーショーを称えた。

 大谷はレギュラーシーズン最終戦の第1打席に右翼線二塁打を放って連続出塁を31試合連続に伸ばした。第2打席でも右前打をマーク。第3打席では三振だった。それでも7回の第4打席、左腕スパイアーの直球を捉え、確信の55号を放った。昨季自身が打ち立てた球団記録を更新した。

 この日はクレイトン・カーショー投手がレギュラーシーズン最終戦を迎えた。5回を無失点に抑える好投を見せると、6回には先頭スアレスを三振に仕留めたところで降板。4安打7奪三振の内容でレギュラーシーズン最終登板を締めくくり、大谷も拍手で称えた。「本当に引退するのかなと思うくらい素晴らしいピッチングでしたし、まだまだできるんじゃないかと思わせるくらい素晴らしい投球だったな」と笑顔を見せた。

 自身の55号の持つ意味は「それだけ打てばチームが勝つ確率が上がると思いますし。今日は今日として、自分のベストを更新できたことはいいことですし、また明日から切り替えて、ポストシーズンに向けて頑張りたいと思います」と語った。

 また、9回にも打席が回ってきた。二塁打が生まれれば自身2度目のサイクル安打となったが、結果は三振だった。大谷は「何も考えずに。今日はポストシーズンのための、良い感覚を持って終わりたいと思っていたので。そういう意味では3つヒットを打って、いい感覚でポストシーズンを迎えられると思います」と、30日(同10月1日)からのワイルドカードシリーズに前を向いた。

(Full-Count編集部)

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