大谷翔平から贈られた“禁断”の一品 簡単にもらえない裏事情も「球宴は例外だ」

ブルワーズ守護神メギルは大谷ファン「オールスターは特別な場所」
ブルワーズのトレバー・メギル投手は12日(日本時間13日)、ドジャース・大谷翔平投手から贈られた“お宝カード”を公開した。今夏のオールスター戦でもらった一品。「オールスターは特別な場所。『もし欲しいなら今がチャンス』という感じでサインをしてくれたんだ。本当に嬉しかった。あの時は感動したね」と笑顔で語った。
メギルは野球カードのコレクター。クラブハウスのロッカーにはパイレーツのポール・スキーンズ、ドジャースのクレイトン・カーショーらのサイン入りカードも保管している。もちろん大谷カードは大事なコレクションの一つ。「彼は基本的にサインをほとんどしないんです。たぶんTopps(カード会社)との契約があって、指定された範囲外ではサインできないみたいです。オールスターは例外だ」。こんな裏事情があるから所持することの嬉しさも倍増しているようだ。
今季は30セーブを挙げた守護神。カブスとの地区シリーズ第5戦ではオープナーとしてチームの勝利に貢献した。「前日の夜遅くに電話をもらったんだけど、投手コーチからの着信を何度か見逃していて。ようやく連絡が取れて、『明日行くぞ』と。初回から行ってチームを勢いづけようと思った」。

大谷とはワールドシリーズをかけての戦いとなる。「本当に素晴らしい選手。エンゼルス時代からずっと大好きだった。今回が今季3度目の対戦になるけど、世界最高の選手の1人と戦うのは本当に楽しいこと。フレディやムーキーも将来的に殿堂入りしてもおかしくない選手たちだ。そういう選手たちと同じ舞台で戦えるのは、ものすごく刺激になる」。31歳は目を輝かせていた。