大谷翔平がまた塗り替えたMLBの歴史 不振だったはずが…激走三塁打で記録した“史上初”

先頭打者として複数HR&三塁打は史上初
【MLB】ドジャース ー ブルワーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
試合開始からわずか11分後に、歴史に名を刻んだ。ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地でのブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で快足を飛ばし三塁打をもぎ取ると、米記者は史上初の記録を紹介した。
先発のタイラー・グラスノー投手が初回を無失点に抑えた直後だった。先頭で打席に立った大谷は、ブルワーズ先発アシュビーの5球目外角低めスライダーに対して、体勢を崩されながらも粘り腰で捉え、右翼線に打球を運んだ。打球が転々とする間、大谷は快足を飛ばして一気に三塁を陥れた。
この一打に、MLB公式サイトの記録マニアとして知られるサラ・ラングス記者がすかさず反応した。「ショウヘイ・オオタニは、ポストシーズンの歴史上、先頭打者としてマルチHR&先頭打者として三塁打1本以上を記録した、唯一の選手です」とコメント。
他にも同じポーストシーズンで先頭打者本塁打と先頭打者三塁打を放ったのは3人目だという。大谷の他には2015年のアルシデス・エスコバー、1978年のジョージ・ブレットだという。
(Full-Count編集部)