佐々木麟太郎、DeNA&ソフトバンクがドラ1競合 場内騒然…交渉解禁は来年5月

スタンフォード大・佐々木麟太郎【写真:川村虎大】
スタンフォード大・佐々木麟太郎【写真:川村虎大】

スタンフォード大で打率.269、7HR

 スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手が23日、都内で行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」でDeNAとソフトバンクからドラフト1位指名を受けた。現在同大の2年生の20歳の今後に注目が集まる。場内は騒然とした。

 大谷翔平投手(現ドジャース)、菊池雄星投手(現エンゼルス)を輩出した名門・花巻東高出身のスラッガー。高校では歴代最多とされる通算140本塁打を記録し、一昨年のプロ野球ドラフト会議でも上位候補と目されたが、プロ志望届を提出せずに米スタンフォード大へ進学した。

 大学1年目は52試合に出場し、打率.269、7本塁打41打点、OPS.790をマークした。米大学サマーリーグの最高峰「ケープコッドリーグ」でもプレーし、10試合で打率.107、2本塁打6打点、OPS.622だった。1年次にはACC(アトランティック・コースト・カンファレンス)の優秀な学生アスリートに贈られる「オールアカデミック賞」にも選ばれた。

 来年4月に21歳を迎え、2026年7月のMLBドラフトでも指名対象の条件を満たす。NPB球団が今回のドラフトで交渉権を獲得した場合、交渉・契約が可能になるのは来年5月のリーグ戦後で、契約期限は同7月末まで。日米両国で指名される可能性もある。

(Full-Count編集部)

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