大谷翔平、鷹1位の佐々木麟太郎にエール「自分の気持ちが1番大事」 自らも悩んでハム入り

ワールドシリーズ前日会見に臨んだドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ワールドシリーズ前日会見に臨んだドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ドラフト会議でDeNAと鷹が競合

 ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、ワールドシリーズの前日会見に臨み、ソフトバンクからドラフト1位指名を受けたスタンフォード大の佐々木麟太郎内野手に言及。「最終的には自分の気持ちが一番大事」とエールを送った。

 日本時間23日に都内で行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で佐々木はDeNAとソフトバンクからドラフト1位指名を受けた。大谷の後輩に当たる花巻東高出身。高校では歴代最多とされる通算140本塁打を記録し、一昨年のプロ野球ドラフト会議でも上位候補と目されたが、プロ志望届を提出せずに米スタンフォード大へ進学した。

 大学1年目は52試合に出場し、打率.269、7本塁打41打点、OPS.790をマークした。米大学サマーリーグの最高峰「ケープコッドリーグ」でもプレーし、10試合で打率.107、2本塁打6打点、OPS.622だった。1年次にはACC(アトランティック・コースト・カンファレンス)の優秀な学生アスリートに贈られる「オールアカデミック賞」にも選ばれた。

 佐々木は2026年7月のMLBドラフトでも指名対象の条件を満たす。NPB球団が今回のドラフトで交渉権を獲得した場合、交渉・契約が可能になるのは来年5月のリーグ戦後で、契約期限は同7月末まで。日米両国で指名される可能性もある。

 大谷自身も高校時代、最初は直接メジャーリーグ行きを表明していたが、日本ハムが強行指名。悩みに悩んで日本ハム入りを決めた。「本当に本人の気持ち次第じゃないかなと思うので。本人がこうなりたいという道を選ぶのが1番かなと思いますし、その上で色々な人たちのアドバイスがあると思いますが、最終的には自分の気持ちが一番大事だなと思います」と“後輩”への思いを語った。

(Full-Count編集部)

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