佐々木朗希が赤面告白「嘘でも嬉しかった」 どん底から救ったアイアトン通訳の“7文字”

佐々木朗希が救われた言葉「自分がダメな時にどう向き合ってくれるか」
ドジャースの佐々木朗希投手が23日(日本時間24日)、ロジャースセンターでワールドシリーズの前日会見に参加した。ウィル・アイアトン通訳への信頼を口にした。
佐々木は右肩故障からの復帰後はブルペンに配置転換。リリーバーとしてやっていけるのか――。佐々木自身も不安だったが、大谷の通訳も務めるアイアトン通訳は違ったという。2試合連続セーブを挙げた6日のフィリーズとの地区シリーズ後。「これだけチームに頼りにされると予想していたか」と問われ、「僕はしてなかったですけど。ウィルさんはずっとしてくれてた」と明かしていた。この日の前日会見で、佐々木は顔を紅潮させながら、その真相を明かした。
「ただ『待っているから』と。そういう感じですね。特に自分がダメな時にどう向き合ってくれるか。これまでの人生で、僕はアップ・ダウンが激しいので、人を信頼する上ですごく大切にしてきたところではあるので。どんなパフォーマンスの時でも嘘でもそういう声をかけてくれるというのは、本当に嬉しかったです」
この発言には隣にいたアイアトン通訳も照れ臭そう。もう恥ずかしくて聞いてられないと言った表情だった。
「本当にシーズン中は力になれなかったので、チームの力でここまできているので復帰できてこの場所に立てることにまず感謝しています」
周囲のサポートに感謝しつつ世界一の栄冠をつかみにいく。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)